8/24(sun) AREGISTA vol.4 – sugar plant re-union party –

フライヤーSugar PlantDip9DwLogo Uma
AREGISTA vol.4
– sugar plant re-union party –
2008.08.24 SUN @UNIT

日本最高峰のエクスタシー・サウンド=シュガープラントが4年の休止期間を経て待望の復活。
バレアリックな昨今の風潮に呼応するよう、彼ら先駆者は、あらたな甘美を奏で始めます。
さらにこの日はあのdipと9dwをスペシャルゲストに迎え、極上のサイケデリック共演が実現。
なんとDJはUK BEAR FUNKからの悦作でお馴染みMax Essaが担当。贅沢に花を添えます!

live :
sugar plant
dip
9dw

dj : Max Essa (Bear Funk)
vj : Mixer

open : 17:00
start : 18:00
charge : adv.3,500yen/door 4,000yen
*without drink

info : UNIT 03-5459-8630 www.unit-tokyo.com
ticket : now on sale

チケットぴあ 0570-02-9999 [P]299-277, ローソン [L]71790, e+

日本最高峰のエクスタシーサウンド=シュガープラントが4年の休止期間を経て待望の復活。バレアリックな昨今の風潮に呼応するよう、彼ら先駆者は、新たな甘美を奏で始めます。さらにこの日はあのdipらをスペシャルゲストに迎え、極上のサイケデリック共演が実現。なんとDJはUK BEAR FUNKからの悦作でお馴染みMax Essaが担当。贅沢にも30min×3のエクスクルーシヴ”ライヴハウス”セットにて花を添えます!

sugar plant
1993年オガワシンイチとショウヤマチナツにより結成。95年1stアルバムをPop Narcotic(USA)より発表。約30ヶ所にわたるUSツアーを経て、96年アメリカツアー中にレコーディングしたアルバム「cage of the sun」を日米同時発売。3rdアルバム「after after hours」の制作をフィラデルフィアで行い、その後2度目のUSツアー。その斬新なサウンドが各方面から高い評価を受ける。97年アメリカで「after after hours」が発売になり3度目のUSツアー。その後4thアルバム「trance mellow」を発表。またそのツアーにて共演した伝説的なSilver Applesと交友が産まれ、日本公演のサポートをする。Yo La Tengo、Damon & Naomi、Shellacといった海外アーティストとの共演は数知れず。この年の12月、ラフォーレ飯倉で行われたRave Partyのチルアウトスペースでの演奏は語り草となっている。98年5thアルバム「happy」日本発売。
2000年6枚目のアルバム「dryfruit」発売。2002年「dryfruit」ヨーロッパ盤発売。窪塚洋介主演/松本大洋原作映画『ピンポン』のサントラに”rise”(アルバム「happy」収録)が使われる。
2004年夏、活動休止。オガワはDJ活動。チナツはソロ弾き語りユニットcinnabom〈ちなぼん〉として活動開始。2005年アルバム「in the garden」をリリース。HMV渋谷のワールドミュージックのセールスチャートで1位をマーク。
それぞれの充電期間をへて2008年、再始動!
http://www.sugarplant.com
http://www.myspace.com/sugarplant2008

dip
1987年から活動していたDIP THE FLAGを母体に、91年にdipとしてのライブ活動をスタート。93年、ミニアルバム「dip」をリリース、インディーチャートで1位を獲得。同年シングル「冷たいくらいに乾いたら」で東芝EMIよりメジャーデビュー。その後、4枚のアルバム(「I’LL」、「love to sleep」、「TIME ACID NO CRY AIR」、「WEEKENDER」)と2枚のミニアルバム(「13FLOWERS」、「13TOWERS」)を発表、「ぴあ」の”90年代の名盤100″に「love to sleep」が選出されるなど、各方面にて高い評価を得る。映画「青い春」などで人気を誇る映画監督・豊田利晃のデビュー作「ポルノスター」(98年公開)と「ナイン・ソウルズ」(03年公開)の映画音楽も担当。03年7月、アルバム「underwater」とオリジナルサウンドトラック「9souls」を同時リリース。04年11月、ニューヨーク・Kampo Studios録音による6thアルバム「funmachine」を、05年にライブアルバム「pharmacy」をリリース。その後vocalヤマジはUAへの楽曲提供(映画「空中庭園」主題歌)。07年12月に最新作「feu follet」を発売、いまだカルト的な人気は衰えを知らない。
http://dip.plala.jp/

9dw
1997年結成。98年ライブ活動開始。多数の国内外バンドとの共演、国内外レーベルからの音源リリース。メインのツアーとして2004年EU7カ国20カ所のツアーなど。
幾度のメンバーチェンジと活動休止を経て、現在はオリジナルメンバーのサイトウケンスケ以外のオフィシャルメンバーを迎えないソロ的な活動へ。2008年4月30日にセカンドアルバムより5年半ぶりとなるサードアルバム「self titled」と「selftitled-EP」を同時リリース。ライヴはオフィシャルサポートメンバーにサトウコウジ(dr/NXS),カネダマサシ(ba/MIRROR),ハヤシダリョウタ(syn)を迎え、従来のバンド活動で培ったオーガニックな演奏やフィーリングを重視した最新型エレクトロ・フュージョン・ファンクを披露している。
http://myspace.com/9dw

Max Essa
古くはPAPER RECORDINGS、現在はBEAR FUNKを拠点に「Back To The Beach EP」、「The Midnight Garden EP」、Steve KoteyとのSalon De L’Herbeなど数々の良作を発表し、そのキャリアは20年にも迫ろうとするマスター・オブ・バレアリック!Arthur RussellやClaudio Simonetti、Daniel Baldelli〜無数のレア・ディスコからの影響を栄養に紡ぎ出されるディープなボトムとクリア&ウォームなサウンド・ベールは、フロアの成層圏に未開のビーチを出現させる。
http://www.myspace.com/maxessamusic

mixer
2004年12月、アンダーグラウンドパーティー”LifeForce“の映像部門として活動をスタート。
また2005年12月より、9dw、NXSのドラマーでDJでもあるCozi Satoらとパーティー”BANK!をオーガナイズ。抽象的なグラフィクスを、リアルタイムコントロールしながらロングミックスしていくという手法で、パーティー空間をサイケデリックに演出する。
http://mixer.cc

 元スペースメン3/スペクトラムのソニック・ブームが奇跡の初来日を果たした2008年、絶対零度で氷結していたあの夏の絶頂感はすでに甘く溶け流れ始めている。13年の沈黙を経て突如ライヴ活動を再開したマイ・ブラディ・ヴァレンタインをその一つの現象と捉えてもいいだろうし、そのMBVとウェザオールのコラボレーションは言うに及ばず、スロウダイヴとイーノ、チャプターハウスとグローバル・コミュニケーションといった90年代初頭のシューゲイザー・バンドが行ったチャレンジングな試みが、バリアリックというタームが再浮上した2000年代後半の耳には新鮮に響く。
  ヴェルヴェット・アンダーグラウンドや6,70年代の名も無きガレージ・サイケデリック・ロックをルーツに持つうつむきがちな80年代末のギター・バンドたち。彼らがセカンド・サマー・オブ・ラヴの潮流のただなかで、エクスタティックなテクノ/トランス/アンビエン/ドローンと出会い、拡張させた瞳の奥で受けた光をギターのホワイト・ノイズと共に増幅させた作品群は、後年のポスト・ロック・シーンに多大な影響を与えたと言われている。しかし、その物語には続きがあり、シューゲイザーの音響感覚をプログレッシヴ・ハウスへと転化したジェイムス・ホールデン、ネイザン・フェイクら、ボーダーコミュニティ勢、リミキサーにルチアーノやスーパーピッチャーを起用したアンソニー・ゴンザレスのオウン・ゲイザー・プロジェクト、M83、ドイツのラップトップ・ゲイザー、ウルリッヒ・シュナウスら、そのアフター・エフェクトはさらなる新世代のダンス・ミュージック・シーンへと波及。ミニマル・テクノのスペースを満たすスクラッチーなサウンド・エフェクトやポーティスヘッドの新作アルバムに多大な影響を与えたSUNN O)))をはじめとするノイズ/ドローンの新しい潮流を含め、ギター・ノイズの可能性はここに来て、一気に広がりつつあるのだ。
 そして、ここ日本にはそうした流れを汲む決定的なバンドはある一組を除いて、長らく登場してこなかった。そのある一組が、ギターのオガワシンイチとヴォーカル/ベースのショウヤマチナツによって’93年に結成されたシュガープラントだ。3度のUSツアーを含む国内外のライヴで元Galaxie 500のDamon & NaomiやYo La Tengo、Low、Mojave 3、Silver Apples、Windy & Carl、Shellacといった海外アーティストとの共演を果たしてきた彼らは、’97年にはラフォーレ飯倉で行われたレイヴ・パーティのチル・アウト・スペースでライヴを行うなど、いち早くダンス・ミュージック・シーンとのクロスオーバーを実践。2000年リリースの6thアルバム『dryfruit』は、トランスやサイケデリックなディープ・ハウス、チル・アウト/ダウンテンポを内包し、ギター・バンドとしては世界に類を見ない進化を果たしてみせたが、あまりに早かった彼らの歩みは、後のアンダーグラウンド・シーンで地殻変動を起こすことになるオルタナティヴ・ハウス・シーンと合致することなく2004年に活動を休止。オガワはDJ活動に向かい、ヴォーカル/ベースのチナツはcinnabomとして、ブラジリアン・オリエンテッドなアシッド・フォーク・アルバム『in the garden』を発表。DJ NOBU aka DAZZ Y DJ NOBUのアルバム『DIARY』への参加を経て、2008年8月24日の代官山UNITにて、4年振りにシュガープラントの活動を再開させる。
 共演はダンス・ミュージック・シーンと一定の距離を置き、昨年リリースの最新作『feu follet』をはじめ、20年に渡って独自の覚醒感を極めてきた孤高のギター・ロック・バンド、dip。裸のラリーズに端を発するジャパニーズ・サイケデリアの系譜を辿った暗闇に立ちのぼる蒼い炎のような彼らのギター・ロックは、静と動を行き来しながら、超高熱のクリエイティヴィティを内に秘めた冷たい音色が刹那の衝動を永遠に焼き付ける。そして、ポスト・ロック・バンドからライフフォースを経由し、3rdアルバム『9dw』ではダンス・ミュージックを通過したディープなフュージョンに辿り着いた9dw。さらにはDJとして、20年に迫るキャリアを通じて、オブスキュアーなディスコやバレアリックを極めながら、英国のベア・ファンクからリリースされた最新作「Back To The Beach EP」ほか、トラック・メイカーとしても世界的に高く評価されている英国人クリエイター、Max Essaをフィーチャー。4年のブランクを経て、劇的な変化を遂げた音楽シーン、その未開地で3バンド+1DJが吹かせる心地いい夏風と甘く危険な香り。皆さんご存じチョコレート工場の秘密はさておき、秘密の砂糖工場から届けられる極上のワン・ドロップはいかがだろうか。(小野田雄)

カテゴリー: news