2013/4/20 Sat. Life Force (((((((Airborne Bass)))))))

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2013/4/20 (Sat)
Life Force Airborne Bass @ Seco Shibuya

http://lifeforce.jp/archives/1108

DJ
Deft (WotNot Music)
JJ Mumbles (WotNot Music)
Cossato (Life Force)

Live
Daisuke Tanabe



(((((((サブウーファー追加投入決定)))))))



Sound Design: Asada (Life Force / Air Lab)
Directed by Massa (Life Force)
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またしても,音楽が新しい位相に向けて進化を遂げようとする画期的で稀な時代が到来した。20年以上前にも起こったことだが、テクノ音楽の物理的エネルギーが幾つかの重要な塊に分化して、浮遊しながら狙いを定めて次の動向を窺っている。
この時期を迎えるにはここまでの時間が必要とされたのは言うまでも無いが、その目覚ましい進展を起爆させる大切な要素を持った斬新なアーティストの力を集結させて動かぬ壁に穴を開け、向こう側の空間に突き抜けて、そこでの自由な展開を工作する時期なのだ。
そうは言っても、その前進の意味を理解しない人々の数は、いつの時代にも大多数を成している。いつでもその分野が成立した後に、辺りを見回してから安全を期して「新ジャンル」に乗り込んで、美味しい汁を吸おうとする輩には事欠かない。
そんな奴らは放って置いて、今こそ次世代に向けて行動を起こし、精気を注入して、その形成に積極的に投資をする時だ。それだけがダンスフロアの上で醜く年令を重ねない方法だとは思わないか。
また音楽分野の研鑽だけを積んで精神文化の先行きを見据えることが可能だとは思えない。美術、学術を並行して学んで生活の質の向上を計って初めて総体的な展望が俯瞰できるのだ。(Massa / Life Force)

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90年代初頭から、東京に日本にアーティスティックなオープンエアパーティ、ウェアハウスパーティや音楽的なダンスミュージックを、当時のUKのホットなトピックであったニューディスコを根付かせたLifeForceの新しい試み。
ベースミュージックとは?これまでのドラム中心に組み立てられたダンスミュージックに加え超低音という新しいレイヤー、ベースサウンドにフォーカスした立体的なダンスミュージック。4x4の枠を飛び出したリズムと多重のスピード感を持つ、音圧の迫力だけに頼らないメロディックでいきいきと弾むベースラインを軸とした、さまざまな要素を内包したエラスティックなダンスミュージック。
つぎつぎに現れる新しい音楽の呼び名。Juke,Footwork,Trap… 
膨大にあふれる音楽のインフォメーションのなかからLifeForceが届ける新しい音楽は、ただ新しいだけではありません。トリッピー、ドラッギーなだけではない豊かな音楽性と、進歩、向上を感じさせるソウルフルネスを持った新しい音楽で未来の展望を一変させる体験をもたらします。
4/20のLifeForceのパーティでは、ロンドンから気鋭のレーベル、WotNot Musicの2アーティストを迎えます。
デスクトップから世界中に音楽を、精緻なアート作品やダンスフロアの熱狂を生み出せる時代。インターネットにより誰もが膨大なアーカイブのなかから音楽をリファレンスできる時代。そのシーンに知性と技術、センスをもって積極的に関与できる時代。その感覚、スピード感の中を生き、常識とする、新時代のネイティブ。
これまでのさまざまなヴァイナルベースのダンスミュージック音楽のシーンへのリスペクトを持ちつつ、彼らの意識はその常識の先へと飛び、真摯にもっと先の純粋な音楽的な驚きを模索しています。新鮮なまま瞬時に結晶した彼らのイマジネーション、アイディアを浴びる絶好の機会です。
LifeForceが日本が世界に誇るサウンドデザイナー、Asadaにしか出せない唯一無二のサウンドで最新の世界的ムーブメントの再深部から届けられるあたらしい音楽、ダンスのよろこびを体感できるパーティです。(Inna / Life Force)

(聴くときはぜひヘッドフォンで!低音が超重要な音楽です。)

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Deft

Deft (WotNot Music)

サウスロンドン、クロイドン出身。
地元のバンドでドラムをプレイしたり、HipHopクルーで活動していた彼は、ブライトン大学でデジタルミュージックとサウンドアートを学ぶと同時にエレクトロニックミュージックやクラビングの世界に深く傾倒していく。
Tokimonstaの「Almost Free」のリミックスコンペティションに提供した作品が注目を集め、彼女のフックアップを受ける。これに続きDaedelusやBullionのサポートも務め、シーンでのキャリアが始まった。
Gilles PetersonのBrownswoodレーベルにGang Coloursのリミックスを提供、!K7よりMaya Jane ColesのDJ Kicksにも作品が収録され、一躍トップサーキットに躍り出た。
WotNot Music, Rwina,Disconnected等のアンダーグラウンドで先進的なレーベルからの12inchリリース。
Footworkなど、新しいフォーマット、スタイルをクリエイティブに取り入れ、ユニークな個性を確立しつつ進化を続けるプロデューサーとして、Machinedrum,Ital Tek,Krampfhaftらと並びシーン全体から動向を注目されている。
DJ Shadowの「未来的すぎる」セットにも作品が収録された。
タイトなビート、波のように打ち寄せるシンセ、非常に特徴的なヴォイスサンプル、伸縮する立体的なベースを大胆かつ繊細なサウンドデザインをもって配置し、4×4、HiphopビートからFootworkまで、メリハリの利いた止め、跳ね、で、ヘヴィーなうねりと感情が浮き上がるような軽さとを表現する。
Space HardwareからのOm’mas Keithをフィーチャーしたリリースがヒット、ヴォーカリストとのコラボレーションでも才能を発揮する。Ital Tek,Pixelord,Tigaなどリミックスワークのオファーも絶えない。
2013年、今年爆発寸前のプロデューサーといえるだろう。WotNot MusicからEPリリース予定。


Outlook On Music (OOM07) – August 2012 by Deft on Mixcloud

Deft Official Page http://flavors.me/deft
Deft Soundcloud (Tracks) http://soundcloud.com/deft
Deft Mixcloud (Mixes)http://www.mixcloud.com/Deft/
Deft on Fablic London (Mix & Review) http://www.fabriclondon.com/blog/view/feed-your-stereo-deft-space-hardware-mix
Deft on Hyponik (Interview) http://hyponik.com/2013/02/learn-more-deft/


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JJ Mumbles (WotNot Music)

ノース・ロンドンから現れた26歳の新星、JJ Mumbles。日本からは全貌が見えないスピードでまさに今生まれ続けている先端エレクトロニックミュージックと、ネットワーク時代の音楽のネイティブであるDJ、ビートメイカー。
PCを使用したライブ感覚のDJプレイでは、洗練されたヒップホップ感と、多重のスピード感を持つビート・ミュージック、ベース・ミュージック、ソウルフル・ハウス、ビートダウン、最近日本でも注目されはじめたJukeやTrapまで、ロンドンの感覚でハイブリッドされたまだ名前の定まらない新しい音楽を渦の中心からダイレクトに聴かせ、踊らせる。
デザイナーやビデオアーティストまで在籍し、トータルで方向づけられたネットワーク時代の新しいレコードレーベルのかたちを体現する自身のレーベル、WotNot Musicはヴァイナル、デジタルとも活発にリリースしており、Mary Anne HobbsやGilles PetersonのBrownswood RecordingsからピックされたDeftを筆頭に 、次々現れるまだ見ぬ新星アーティストにリミキサー人選、そしてその驚くべきクオリティによって、世界的に注目を集めており、彼を取り巻く音楽環境の水準の高さが容易に見てとれる。


JJ Mumbles NTS 2012 by Jjmumbles on Mixcloud

WotNot Music Website http://wotnot.tv/
WotNot Music Soundcloud http://soundcloud.com/wotnotmusic
JJ Mumbles Soundcloud (Tracks) http://soundcloud.com/jj-mumbles
JJ Mumbles Mixcloud (Mixes)http://www.mixcloud.com/jjmumbles/


Daisuke Tanabe

Daisuke Tanabe

様々な音を独自の視点で解釈/分解/再構築し作り上げられるその世界観は国内外の音楽ファンやクリエーター達に熱く支持されている。リミックス/コラボ レーション、 自身の音源リリースやSonar Sound Tokyo, Sonar Barcelona, Tauron Nowa Muzyka(Poland)等国内外でのライブ活動の他、ファッションショウやパフォーマ ンスアートへの楽曲提供等、積極的に活動の場を広げ、今後も更なる活躍が期待される。最新活動の一つにUK出身のアーティストKidkanevilとの共同プロジェクトKidsukeがある。


Daisuke Tanabe Soundcloud https://soundcloud.com/daisuketanabe